迷惑メール対策ガイド

広告メールの流入元で、
受け口を絞りましょう

迷惑メールが多いときも、すべてのメールを一括でブロックするのは避けましょう。通販、コミュニティ、アプリのどこから届くのかを確認し、注文メールやアカウント復旧を守ったうえで、配信停止・フィルター・専用エイリアスを選びます。

すでに届いている広告

元の受信箱で整理

信頼できる配信元は公式設定から配信停止し、不審なメールは迷惑メールとして報告します。アドレスがすでに漏れている場合は、元の受信箱のフィルターやセキュリティ設定も必要です。

これから登録するサイト

エイリアスで流入元を分ける

新規登録時やメールアドレスの変更に対応したサイトには、専用の転送エイリアスを使えます。あるサイトから広告が届き始めても、その受け口だけを制限できます。

まず、できることとできないことを確認しましょう。Tmppodでは、漏えいした本来のメールアドレスを取り戻したり、元の受信箱にすでに届いている広告を自動で消したりすることはできません。エイリアスで隠せるのは、今後サイトに伝える受信用アドレスです。匿名性を保証するものではなく、迷惑メールを完全に防げるわけでもありません。

連絡手段を残して、不要な通知を減らす

よくある3つの流入元と対処法

まずは最近届いたメールから流入元を確認しましょう。すべてのアカウントを一度に移行する必要はありません。各項目では「今日届いたメールへの対処」と「次にアドレスを渡すときの対策」を分けて説明します。

流入元 01 · 通販

注文メールを残して、セール案内を止める

同じ通販サイトでも、発送通知とセール案内は別のシステムから送信されることがあります。セールメールが届いたからといって、サイトからのメールをすべてブロックするのは避けましょう。

今日:メールの種類ごとに対処する

  1. 未完了の注文、返品、保証に関する用件を確認し、必要な取引メールは残します。
  2. ショップが信頼できると確認できたら、ブックマークした公式サイトまたは公式アプリから通知設定を開き、セール案内を停止します。元の受信箱に信頼できる配信停止機能がある場合は、それを利用する方法もあります。
  3. 身に覚えのない「当選」や「送料の追加請求」をうたうメールでは、配信停止リンクや添付ファイルを開かず、元の受信箱で迷惑メールとして報告してください。不安な場合は、公式サイトを直接開いて確認しましょう。

次回:ショップごとに専用エイリアスを使う

新規登録時にショップ専用のエイリアスを入力し、自分の記録にショップ名を残しましょう。既存アカウントのアドレスを変更した場合は、認証が完了し注文情報にアクセスできることを確認してから、古いエイリアスの停止を検討してください。

まだ停止しないでください。商品、返金、アフターサービスの連絡を待っている間は、マーケティング通知だけを止めましょう。そのアカウント唯一の連絡先まで使えなくしないでください。

続けて読む:注文メールとセール案内を振り分ける
流入元 02 · コミュニティ

人気投稿のまとめは止めて、アカウント復旧手段は残す

返信通知、日次ダイジェスト、セキュリティ通知はそれぞれ別のメールです。引き続きコミュニティにログインするなら、送信元をすべてブロックするのではなく、まず通知設定を確認しましょう。

今日:アカウントの通知設定を変更する

  1. ブックマークした公式サイトからアカウントにログインし、不要な人気投稿のまとめ、イベント、マーケティングメールを停止します。
  2. アカウント復旧用のアドレスで引き続き受信できることを確認し、ログイン認証や不審なログインなどの重要な通知は残します。
  3. プロフィールや投稿にアドレスを公開している場合は、まず公開を取りやめましょう。今後の収集を減らす効果はありますが、すでにコピーされたアドレスを回収することはできません。

次回:よく使うコミュニティには専用エイリアスを

長く使うコミュニティには、アカウント復旧メールを継続して受信できる転送エイリアスを使いましょう。「どのコミュニティの、どのアカウント用か」を記録し、本来のメールアドレスをプロフィールや署名に何度も載せないようにしてください。

まだ停止しないでください。エイリアスを停止する前に、コミュニティの復旧用アドレスを変更し、認証を完了してください。一時的な使い捨てアドレスは、長期的にログインするアカウントには適していません。

続けて読む:本来のメールアドレスの漏えいを確認
流入元 03 · アプリ

インストール回数ではなく、利用期間でアドレスを選ぶ

アプリをアンインストールしても、アカウントの解約やトライアルの停止、メールの配信停止にはなりません。今後もログインが必要かを確認してから、アドレスや通知をどうするか決めましょう。

今日:3つの状況に分けて対処する

  1. 1回だけ試す場合:支払い、データの保持、アカウント復旧が関係しないなら、認証メールを1通受け取るために一時アドレスを使えます。まず、そのサービスが一時アドレスを許可しているか確認してください。
  2. 長く使う場合:専用の転送エイリアスを使い、アプリのアカウント設定でマーケティングメールを停止します。請求やセキュリティに関する通知は残してください。
  3. もう使わない場合:通知を停止したりアカウントを閉鎖したりする前に、契約状況とデータのエクスポート要否を確認し、公式設定から手続きしてください。「メールを受け取らない」ことは「請求の停止」を意味しません。

次回:有料トライアルではアカウント復旧も考慮する

支払い方法を登録するトライアル、更新の停止が必要なサービス、プロジェクトデータを残す可能性があるサービスには、期限が来ると消える一時メールではなく、長期的に管理できるアドレスを使いましょう。

まだ停止しないでください。更新停止が反映され、重要なデータをエクスポートし、アカウント復旧が不要になったことを確認してから、該当するエイリアスを停止してください。

続けて読む:用途に合わせたメールアドレスの選び方
対処方法一覧

配信停止・フィルター・エイリアス停止の違い

まず流入元が信頼できるかを確認し、次に今後も連絡が必要かを考えましょう。アドレスがすでに漏れている場合、新しいエイリアスを作っても古いアドレスへのメールは止まりません。それぞれ別に対処する必要があります。

対応中のメールを、最も近い行に当てはめてください
流入元と連絡の必要性 アドレスの状態 今すぐ行うこと 対処範囲と注意点
信頼できるショップ
注文・アフターサービスの連絡が必要
本来のメールアドレスをショップに登録済み 公式設定からセール案内を停止し、元の受信箱で取引メールと広告を振り分けます。 配信停止で止められるのは、そのショップのマーケティングメールです。取引通知が止まるとは限らず、過去のメールも削除されません。
信頼できるコミュニティまたはアプリ
ログイン・アカウント復旧が引き続き必要
本来のメールアドレスをアカウントに登録済み 通知設定を変更します。メールアドレスを変更できる場合は、専用エイリアスに移行して認証を完了してください。 アドレスを変更すると、今後の連絡先が変わります。相手が古いアドレスを保持し続けるかどうかは、相手のポリシーによります。
身に覚えのない送信元、またはなりすましの疑い
連絡が必要な心当たりがない
本来のメールアドレスが流出した可能性がある メール内のリンクをクリックせず、迷惑メールとして報告します。必要であれば、元の受信箱にフィルタールールを設定してください。 フィルターで処理できるのは元の受信箱に届いたメールです。流出したアドレスそのものを消すことはできません。表示名だけで送信元を信頼しないでください。
利用中のサイト
一部のメールは引き続き受信したい
専用エイリアスを使用中 まずマーケティング通知を停止するか、送信者・受信用エイリアス・件名を組み合わせてフィルターを設定します。 エイリアスを残せば、重要なメールも引き続き受信できます。すぐに停止すると、広告だけでなく、そのエイリアス宛ての今後のメールがすべて届かなくなります。
もう使っていないサイト
今後の連絡が不要だと確認済み
専用エイリアスを使用中 配信登録、返金、アカウント復旧がすべて不要になったことを確認してから、このエイリアスを停止します。 以後のメールは転送されず、新たに確認できるメールも保存されません。すでに保存されたメールは、30日間の保存期間に従って残ります。
これから登録する新しいサイト
長期的な連絡が必要
本来のメールアドレスはまだサイトに伝えていない サイト専用の転送エイリアスを作成して登録し、用途を記録します。 新たな登録先を切り分ける方法です。サイトが別の経路ですでに入手した個人情報には影響しません。

対処した後は、しばらく様子を見ましょう。配信停止が反映されるまで時間がかかることがあります。また、元の受信箱のルールで重要なメールまで振り分けられる場合があります。すべての流入元を一度に変更せず、まず1つずつ対処し、注文・セキュリティ通知・認証コードを受信できるか確認してください。

連絡を残したい場合は、広告メールの振り分けルールを設定
新しい受け口の設定例

次の通販サイト用に、専用の受け口を作る

新しい通販サイトに登録し、今後も注文を確認するケースを考えてみましょう。この場合は、数時間だけ使える一時アドレスではなく、転送エイリアスが適しています。

アドレスの例・作成済みのメールアドレスではありません shopfern7@tmppod.com

自分の記録に、該当するショップとアカウントを記載しておきましょう。例のユーザー名はすでに使われている可能性があります。実際のアドレスは作成時に確認してください。

1つのアカウントで作成できるエイリアスは最大100個です。よく使うショップ、コミュニティ、アプリに割り当ててから、ほかの登録用に余裕を残しましょう。迷惑メール対策のために、すべてのアカウントを一度に移行する必要はありません。

エイリアスの必要数を見積もる
  1. 本来のメールアドレスを認証する

    専用のログインページを開き、長期的にメールを受信できる本来のメールアドレスを入力します。認証コードを受け取って認証を完了してください。アカウントにパスワードはありません。2段階認証を有効にしている場合は、認証アプリのコードも入力します。

  2. 通販サイト専用のエイリアスを作成する

    ダッシュボードでエイリアスを作成し、発行されたアドレス全体を通販サイトの登録フォームに入力します。まず認証メールを受け取り、アカウントの認証とメール転送を確認してから使い始めましょう。

  3. メールの受信状況と保存メールを確認する

    エイリアス宛てのメールは、オンラインで30日間保存されます。迷惑メールと判定され、本来の受信箱に転送されなかったメールも、保存メールから1通ずつ確認できます。認証コードが見つからない場合は、再登録する前に保存メールを確認してください。

  4. 不要になったら、その流入元のエイリアスだけを停止する

    広告が続く場合も、まず注文メールとアカウント復旧手段を残しましょう。買い物を続けるなら、配信停止するかメールを振り分けます。本当に使わなくなった場合にだけ、そのエイリアスを停止してください。他のエイリアスの転送には影響しません。停止後に届いたメールは破棄されるため、後から保存メールで確認できるとは限りません。

今日はまず、1つだけ対応

最近届いた広告メールから、流入元を見つける

送信元のサイト、本来のメールアドレスとエイリアスのどちらを登録したか、注文やアカウント復旧が今後も必要かを記録します。対処一覧に沿ってその1件を処理し、必要なメールが届くことを確認しましょう。

操作する前に確認

  • メールの表示名だけを信じず、流入元を公式サイトから確認できる。
  • 残すべき通知を把握しており、停止しても返金、更新停止、アカウント復旧に影響しない。
  • 元の受信箱の整理と新しい受け口の分離は別の対策だと理解し、1つのエイリアスで過去の情報漏えいまで解決できるとは考えていない。
アドレスのリスクがわからない場合は、漏えい状況を確認
用途に合ったアドレスを選ぶ

1通だけ受信するか、次の登録先を分ける

認証コードを1回受け取るだけなら、トップページで一時アドレスを利用できます。受信専用で、初期設定では3時間有効です。有効期限前に延長でき、1回につき3時間、最大24時間まで延長できます。注文、通知、長期的なアカウント復旧が必要な場合は、ログインして管理できる転送エイリアスを作成してください。

まだ決められませんか?本来のメールアドレスの漏えい状況を確認してから移行する範囲を選びましょう。