アドレス選び · 機能と注意点

アドレスを隠せるかどうかは、メール選びの条件のひとつにすぎません

使い捨てメールと通常メールの違いは、誰が受信メールを読めるか、アドレスをいつまで使えるか、半年後にアカウントを復旧するときもメールを受け取れるかにもあります。

01 / 用語を整理

ここでいう「プライベート」とは、実際のメールアドレスを相手に知らせないこと

Tmppodのプライベート受信箱には、登録不要の一時メールと、ログイン後に作成する転送エイリアスの2つの用途があります。一時メールは短時間の利用向けのアドレスを提供し、転送エイリアスは実際のメールアドレスではなくエイリアスをウェブサイトに知らせます。

これはエンドツーエンド暗号化メールや完全な匿名性を意味するものではありません。エイリアス転送には転送先となる実際のメールアドレスが必要です。また、ログインアカウントや支払い情報など、別の情報から本人が特定されることもあります。アドレスを隠しても、こうした情報の紐づけが自動的になくなるわけではありません。

この記事でいう「通常メール」とは、日常的な送受信に使う長期利用のメールアカウントで、特定のサービスを指すものではありません。エイリアス、暗号化、フィルター、復旧機能の有無は、プロバイダーやアカウント設定によって異なります。データの取り扱いについてはプライバシーポリシーをご確認ください。

02 / 3種類のアドレス

プライバシーのランクではなく、連絡方法の違い

まずメールの最終的な受信先を確認し、どのアドレスをウェブサイトに伝えるか決めましょう。3種類を組み合わせて使うこともでき、普段使いのメールをすべて置き換える必要はありません。

Tmppodの一時メール

今だけメールを受け取りたいときに。

アクセスできる人
一時メールの認証情報を持つ人。アカウントへのログインは不要です。
メールを読む場所
ホームの受信トレイで確認します。実際のメールアドレスには自動転送されません。
適した用途
後からの復旧が不要な一度きりの認証や、短時間の受信テスト。
一時メールの受信トレイを見る →

Tmppodの転送エイリアス

継続してメールを受け取りたいウェブサイト向け。

管理する人
実際のメールアドレスでパスワードなしログインするアカウント所有者。エイリアスは最大100個。
メールを読む場所
実際のメールアドレスに通常どおり転送されます。ダッシュボードでは30日間のアーカイブも確認できます。
適した用途
ウェブサイトの通知、登録、注文メール。エイリアスからの返信には対応していません。
ログインして転送エイリアスを管理 →

通常の長期利用メール

長期保存や継続的なやり取りが必要な連絡に。

管理する人
メールアカウントの所有者。ログイン方法や復旧ルールはプロバイダーによって異なります。
メールを読む場所
サービスの対応状況に応じて、プロバイダーのウェブサイトまたはメールアプリで確認します。
適した用途
双方向のやり取り、長期保存、信頼できる復旧設定を利用したアカウント復旧。
実際のメールアドレスの露出状況を確認 →

03 / 主な違い

できることと、守るべきものを一緒に確認

一時メールと転送エイリアスの列はTmppodの機能を示しています。通常メールの列は一般的な説明であり、特定のプロバイダーの機能を保証するものではありません。

画面が狭い場合は表を左右にスクロールできます。キーボードで操作する場合は、表の領域にフォーカスして矢印キーを使ってください。

一時メール・転送エイリアス・通常メールの本人確認、利用期限、アカウント復旧の用途を比較
比較項目 Tmppodの一時メール Tmppodの転送エイリアス 通常の長期利用メール
ログインが必要か 不要。端末に保存された一時メールの認証情報でアクセスします。 必要。実際のメールアドレスで認証コードを受け取り、ログインして管理します。 通常はアカウントへのログインが必要です。認証方法はプロバイダーによって異なります。
実際のメールアドレスを隠せるか 実際のメールアドレスを知らせず、一時アドレスをウェブサイトに登録できます。 ウェブサイトに表示されるのはエイリアスです。Tmppodには転送先となる実際のメールアドレスが必要です。 普段使いのアドレスを直接入力すると、ウェブサイトに知られます。エイリアスに対応しているかはプロバイダーによって異なります。
メールを送信・返信できるか できません。受信専用です。 エイリアスを差出人としてメールを送信したり、返信したりする機能はありません。 通常は送受信と返信に対応しています。制限はプロバイダーやアカウントの状態によって異なります。
受信を続けるための条件 アドレスの有効期限内であること。初期設定では3時間で、期限前に延長すると1回につき3時間延長され、最長24時間まで利用できます。 エイリアスが有効で、実際のメールアドレスが利用でき、転送サービスが正常に動作していること。すべてのメールが必ず転送されるとは限りません。 アカウントが利用可能で、プロバイダーの容量、利用状況、サービス規約を満たしていること。
アカウント復旧に適しているか 長期的なアカウント復旧には適していません。後日送信されるパスワード再設定メールが、期限切れのアドレスに届く可能性があります。 慎重にご利用ください。復旧はエイリアス、転送経路、実際のメールアドレスに依存するため、重要なアカウントの唯一の連絡先には向いていません。 通常はこちらのほうが適していますが、事前に復旧方法を設定し、動作を確認してください。具体的な機能はプロバイダーによって異なります。
メールの保存方法 一時アドレスの有効期限中は保存され、期限が切れるとアドレスとメールは一緒に削除されます。 オンラインアーカイブは30日間保存されます。転送済みメールのコピーは、実際のメールアドレス側の保存ルールに従います。 プロバイダー、アカウント容量、ユーザーによる削除・アーカイブの設定によって異なります。
迷惑メールを確認できる場所 一時メールの受信トレイで、実際に届いたメールを確認します。 ブロックされた迷惑メールは転送されませんが、30日間のアーカイブで1通ずつ確認できます。 迷惑メールフォルダーや隔離フォルダー、その保存期間はプロバイダーによって異なります。
特に守るべきもの 一時メールの認証情報と残りの有効期間。アカウント復旧には依存しません。 実際のメールアドレスへのアクセス、アカウントの認証方法、エイリアスの有効状態。 アカウントへのアクセス、復旧情報、必要なメールの独立したバックアップ。

エイリアスで隠せるのはウェブサイトに伝えるアドレスであり、メール内容のエンドツーエンド暗号化ではありません。双方向の連絡、特別なコンプライアンス要件、暗号化機能が必要な場合は、サービスが要件を満たすか別途ご確認ください。利用上の制限は利用規約をご覧ください。

04 / 用途から選ぶ

用途を見極めてからアドレスを伝える

同じ「登録」でも、その後必要になる連絡期間は大きく異なります。「プライバシー」の表示だけで選ばず、次の3つの用途を確認しましょう。

01

一度きりの認証

今後の復旧が不要なテスト用アカウントの認証や、テストメールが届くかの確認なら、一時メールを検討できます。

アドレスを伝える前に確認

認証コードが有効期間内に届くこと、ウェブサイトが一時アドレスを受け付けること、今後のアカウント復旧に使わないことを確認してください。重要なアカウントは、今は認証コードを一度受け取るだけでも、一時的な用途として扱わないでください。

一時メールの受信トレイへ →
02

継続的な注文連絡

配送、返金、アフターサービスの連絡は数週間続くことがあります。ネットショップと実際のメールアドレスを分けたい場合は、そのサイト専用の転送エイリアスを作成し、有効な状態を保ちましょう。

アドレスを伝える前に確認

まず転送が届くことを確認し、注文メールのコピーを保存してください。アフターサービスが終わるまではエイリアスを無効にしないでください。ショップへの返信が必要な場合、エイリアスから返信できない点にもご注意ください。

注文メールと広告メールを分ける →
03

重要アカウントの復旧

金融、仕事、ドメイン管理などの重要なアカウントには、長期的に管理でき、復旧情報が整った連絡先を優先し、一時メールは使わないでください。

アドレスを伝える前に確認

復旧用メールアドレス、予備の認証方法、リカバリーコードを確認し、定期的に受信できるか試してください。エイリアスを使う場合も、唯一の復旧手段にしないでください。

現在のアドレスとアカウントの連絡先を確認 →

広告メールが大量に届いても、すべてのアカウントをすぐ移行する必要はありません

まず連絡が必要なアカウントを整理し、1つずつ専用エイリアスに切り替えて、メールが届くことを確認しましょう。移行前に古い連絡先を無効にすると、注文、通知、復旧メールまで受け取れなくなる可能性があります。

被害を抑えるガイドで移行の順番を確認 →

05 / 利用終了と復旧

「メールが届かない」原因はひとつではありません

認証情報の紛失、アドレスの期限切れ、エイリアスの無効化、元のメールアカウントへのアクセス喪失では、それぞれ異なる箇所で受信が止まります。まず原因を切り分けて、確認できることを見極めましょう。

実際のメールアドレスの利用状況を確認
一時メールの認証情報を紛失

アドレスが分かっていても、受信箱を開けるとは限りません

一時メールへのアクセスには認証情報が必要です。ブラウザーのデータを消去したり、別の端末に切り替えたり、認証情報を紛失したりすると、アドレスを知っているだけではアクセスできません。実際のメールアドレスでログインして一時メールを復旧することもできません。

今すぐできること:元のブラウザーにセッションが残っているか確認してください。アクセスできない場合は、対象サイトにまだログインできるうちに連絡先を変更しましょう。同じ名前のアドレスを新たに作れば、以前のメールを復旧できると思い込まないでください。

一時アドレスの期限切れ

削除された古いメールは復旧できません

アドレスの期限が切れると、アドレスとメールは一緒に削除されます。延長は期限前に行ってください。新しいアドレスに切り替えると新しい一時メールが作成され、古いアドレスを復旧することにはなりません。

今すぐできること:対象サイトにまだログインできる場合は、まず登録メールアドレスを変更してから認証をやり直してください。長期的な連絡が必要なアカウントには、長期利用できる連絡先を使いましょう。

転送エイリアスが無効

再び有効にしても、無効期間中のメールは届きません

無効化中のメールは転送されず、そのまま破棄されます。無効化前に受信したメールは、30日間の保存期間内であれば確認できますが、無効期間中のメールが後からアーカイブに追加されることはありません。

今すぐできること:ダッシュボードで、まだ残っているエイリアスを再び有効にしてから、ウェブサイトにメールを再送してもらいましょう。無効化または削除する前に、そのアドレスがアカウント復旧に使われていないか確認してください。

実際のメールアドレスにアクセスできない

転送先であり、ログイン認証コードの受取先でもあります

実際のメールアドレスにアクセスできなくなると、転送メールを受け取れないだけでなく、ログイン認証コードを取得できない場合もあります。2段階認証は追加の認証方法であり、実際のメールアドレスに代わる万能な復旧手段ではありません。

今すぐできること:まず元のメールプロバイダーの手順に従ってアクセスを復旧し、重要なアカウントの予備連絡先も確認してください。Tmppodにログイン済みのセッションがあれば、引き続き閲覧できる記録を確認できます。ただし、メール認証を永久に回避できるわけでも、アカウントの復旧が保証されるわけでもありません。

06 / 選んだ後に

短時間だけ受信するか、長期連絡にエイリアスを加える

目の前の認証だけなら、ホームの受信トレイを使ってください。ウェブサイトから継続して受信するなら、実際のメールアドレスでログインしてエイリアスを作成しましょう。重要なアカウントには、引き続き信頼できる長期的な復旧手段が必要です。

ウェブサイトごとに割り当てる予定ですか?まずはエイリアス100個の割り当て計画ツールで使用状況を確認し、どの連絡先を長期的に残すか決めましょう。